FXや株のニュースを見ていると、「リスクオン」や「リスクオフ」という言葉をよく耳にすると思います。
例えば、
- 「市場はリスクオンムード」
- 「リスクオフで円買いが進行」
- 「株高でリスクオン」
などです。
初心者の方は、
- リスクオンって何?
- リスクオフって何?
- なぜ円高になるの?
- FXにどう関係するの?
と疑問に思うことも多いでしょう。
この記事では、リスクオン・リスクオフの意味と為替への影響を初心者向けにわかりやすく解説します。
そもそもリスクオンとは?
リスクオンとは、投資家が積極的にリスクを取る状態を意味します。
市場参加者が、「景気が良くなりそう」と考えている時に起こります。
例えば、
- 株を買う
- 成長企業へ投資する
- 高金利通貨を買う
といった行動が増えます。
リスクオン時に起きやすい値動き
リスクオンになると、
- 株価上昇
- NASDAQ上昇
- S&P500上昇
- ドル買い
が起きやすくなります。
つまり、「攻めの相場」ということです。
※詳しくはこちら
▶ NASDAQとは?を解説
そもそもリスクオフとは?
リスクオフとは、投資家がリスクを避ける状態です。
市場参加者が、「危ないから資金を守ろう」と考える時に起こります。
例えば、
- 株を売る
- 現金を持つ
- 安全資産を買う
などです。
リスクオフ時に起きやすい値動き
リスクオフになると、
- 株安
- 円高
- 金(ゴールド)上昇
- 債券買い
が起きやすくなります。
これを、安全資産への逃避と言います。
なぜリスクオフで円高になるの?
初心者の方が最も疑問に思うのがここです。
実は、円は世界的な安全資産の一つと考えられています。
そのため、市場が不安になると円が買われやすいのです。
その結果、ドル円は下落(円高)しやすくなります。
有事のドル買いとの違い
ここは初心者が混乱しやすいポイントです。
実は、危機が大きすぎるとドルも買われることがあります。
代表例👇
- コロナショック
- リーマンショック
です。
この場合、世界中がドルを求めるため、ドル高になることがあります。
※詳しくはこちら
▶ 有事のドル買いとは?を解説
リスクオン・リスクオフの判断材料
① 株価
最もわかりやすい指標です。
- S&P500上昇 → リスクオン
- S&P500下落 → リスクオフ
※詳しくはこちら
▶ S&P500とは?を解説
② NASDAQ
ハイテク株の動きも重要です。
特にAI相場では、NASDAQが市場心理を映す鏡になります。
③ VIX指数(恐怖指数)
VIX指数が上昇すると、市場の不安が高まっていると考えられます。
一般的に、
- VIX上昇 → リスクオフ
- VIX低下 → リスクオン
となります。
④ 米10年債利回り
債券市場も重要です。
債券が買われると、利回りが低下します。
これはリスクオフのサインになることがあります。
過去のリスクオフ相場
リーマンショック
世界金融危機で、超円高が進行しました。
※詳しくはこちら
▶ リーマンショックとは?を解説
コロナショック
株価暴落により、世界的なリスクオフが発生しました。
※詳しくはこちら
▶ コロナショックとは?を解説
中東情勢悪化
戦争や地政学リスクも、リスクオフの原因になります。
FX初心者が見るべきポイント
- S&P500
- NASDAQ
- VIX指数
- 米10年債利回り
- ドル円
この5つを見るだけでも、市場全体の雰囲気がかなり分かるようになります。
まとめ
リスクオンとは、投資家が積極的にリスクを取る状態
です。
一方、リスクオフは資金を守る状態です。
一般的には、
- リスクオン → 株高・円安
- リスクオフ → 株安・円高
になりやすいです。
FXでは、リスクオン・リスクオフを理解するだけで相場の見え方が大きく変わります。
まずは、S&P500とNASDAQを見る習慣をつけることから始めてみましょう。
